手痛い停滞

最近思うように勉強ができない
固より入院中に勉強をこれでもかと進められると思っているほど傲慢ではなかったがそれはそれとして進捗が出ない
それはそれとして私の課題でもある「自立して生活を回す」の方ができていない気がしてならない
毎朝7時には起きて 何か報告があれば報告がされて 朝ご飯を食べ 院内学級に行き お風呂を浴び 夕食を食べ 自由時間の後消灯 このようなルーチンを繰り返す中で果たして「私は自立して回せているのだろうか」と疑問に思わないではいられなかった
入院前はそれこそ破滅の生活を送っていたからそれよりはマシとはいえども それでもまだ「レールに乗せられて自動運転」の域を出てないのではないかと思わされる
入院患者の身分で「単独行動がしたい」とは言えるわけもなく ただ漫然と過ごしているかのような錯覚
「今はこれしかできないんだ」と思ってもなんかもどかしく 先に進めていないような そんな感覚を覚えないではいられない
同じ病棟の他の子に聞いても「これが一番安心する」と言うので意見が合わない
早く退院したい でもまだまだそれに能う能力を私はまだ復活させていない
これは気の長い戦いになるぞと私は思った

人の死ぬこと

実は人は死ぬ 小児思春期病棟では身体の方の患者も集まっているため 基本的に死者が出ないことの方が珍しいと来ている
とりわけ小学生相当の子が亡くなることが多い 中学生までとなると滅多にない それでも亡くなることはあるが
その死を前にして 私はどう心を動かしたらいいかわからなくなる 一時的なシャットダウン状態になる
気晴らしというか逃げというかで普段出張っているDiscordのチャンネルでふざけてみたり 一人で物思いに耽ったり
そんな調子で日々なくなっていく人を直視できないまま現実逃避している
このままでもいいのだろうが これではこの病棟でせっかく知り合った子がもし亡くなったら 逃げ先もなく追い詰められるのではなかろうかという恐怖が身を覆う
私の恋人(同病棟別病室)は直近の者の死に対しての対処法を早くも身につけたようだが 私は当分先になりそうだ

私は壊れたりはしないだろうな?