全てはそういうこと

機は熟したしそろそろ幕引きの頃合いかなと思いつつ覚悟は決まったので予約投稿でその決意を綴る
端的にいうともう人生に希望が見つからない状態 よく言えば幸せの絶頂で 悪く言えばどん底という自分ごとながら面白い状態で面白い こんな相反する状態に陥ることがあるんだなぁって
これを読んだ人は笑うだろうか 若気の至りと一笑に付すだろうか 結構真剣なんだけどな
経緯は語ると長くなる けど語らないのも不義理な感じがするので長いながらも また 自分の頭が動かないながらも書き記しておかねばならないと思う

2023年4月の出会い

小学生までガキ大将で通ってた私はその生活スタイルが通用しないとなると早速生き方というかアイデンティティを見失った
そこで出会ったのがNという女の子 早生まれで(その当時は)小さくて可愛かった子なんだけどこの子が私の人生を変えたと言っても過言ではない
私は落ちたとはいえ県内トップの進学校に中受していた身で知識や学力などは一定の自信を持っていた
ところがNは中受を経験していないのにも関わらず学識豊かで知識も豊富で周りを圧倒していた
初めて嫉妬と悔しさという感情を覚えた気がする
私はNに接近した Nも話し相手のいないのに困っていたらしく私は受け入れられたのだった
そこからは色んな話をしたり NからHaskellとかいうプログラミング言語を教えてもらったり さまざまな活動に精を出すようになっていった
同じ頃合いにM鯖というDiscordのサーバにも招待され そこで色んな大人と交流を始めた 最初は行儀悪くて衝突ばかりだったけど 次第に受け入れてもらえるようになっていった
私という物語は ここから始まっていったように思う

2023年6月からの破滅

部活というか当時のこの中学には「女帝」なる存在がいて2年にも関わらずカーストトップを牛耳っていた女傑がいた
噂でしかないが女の愛人を取っ替え引っ替えしては自分の性欲の赴くがままに行動していたと聞く 今更にして思えばとんでもない人だった
その女帝がヒステリーを起こし 1年全体が萎縮するような事態に陥った
漏れなく私とNにもその災厄は降り注ぎ部活に行けなくなる状態が続いた それだけでなく学校にも行きづらくなり若干不登校気味だったのを覚えている
ここで自分のコンディションを無視して庇い立てに奔走したのが全ての間違いだったなと痛感する次第 後悔は先に立たないものだ

そこからしばらく続く雌伏の時

この頃のことは思い出したくても思い出せないことの方が多い
なんやかんやあって2023年7月にNと付き合うことになったのが嬉しかったくらいで 後のことは忘却の彼方か記憶の箱に固くしまわれている感覚がある
2023年11月26日にNの唯一の肉親が亡くなり そこからさらに破滅していくことになる
私たちは年明けの2024年1月から3カ月思春期精神科病棟で入院することになった

地獄ともつかぬ入院生活

「仮初の私」を被るのに慣れきってしまった私は病院でもその悪癖を遺憾なく発揮し 病棟内の子供達に「もたれかかられる」ことになった
このことも精神に多少の悪影響を及ぼしていると思う だけどそれを辞めることはできなかった
ここのブログでも何度か登場した今は亡き「おっぱいボーイ」の助力がなければ きっと入院生活は地獄のまま疲弊して退院することとなったろう
そんな彼との約束も果たせず 私は13歳で命の幕を落とすことになるのだがこれはもう仕方のないことである
現状を知れば彼だってあの世で受け入れてくれることだろうと思う わがままが過ぎるだろうか

2024年4月の退院してからのしばらく

後輩ができて クラス替えがあってNとT氏とは一緒のクラスに続投されることになった
ここまではよかった よかったんだけど もう私には疲弊感しか残されていなかった
どこまで行っても生きてる実感が湧かず Nとの登下校でも話題が度々「私たちいつ死のうか」になっていった
この時点でNは2024年5月か6月中に命の幕引きを図ることを決意済みだった
周囲から見れば私は引きずられるようにNに振り回されて命を捨てた愚か者に見えるかも知れないが 私も同タイミングで同じことを思ってしまっていた
時系列は前後するが 2023年の9月手前あたりにも2人で未遂をしてしまったことがあった
あの時は知り合いの大人が勘付いて通話で阻止してくれたから助かった 助かってしまった 彼には悪いがあの時完遂していれば今の辛さはなかったろうことを思うと複雑な気持ちは正直隠せない

お世話になった方々へ

こんな形での幕引きになってしまったことをお許しください 私にはもう耐えられなかった それだけの話なのです
お世話になった方々に1人ずつメッセージを送りたいけれどそれをする時間すら残されていない もう逝かなければ
でも何も残さずに逝くのもそれぞれの思いに何かしらの禍根を残すだろうことが容易に推察されるので手短に数行ずつ

Sさん
私たちを最期まで面倒見てくれてありがとうございました 近所の頼れる大人と言ったら貴方しかいなかったのです
そんな貴方に悟られずにこの世を去るためにはこれしか方法がなく 忸怩たる思いです
色々とありましたが これからも元気に生きてください
「トンチキな中学生が居たっけな」と折に触れて思い出していただけたら私たちの魂はきっと救われましょう
先立つ不幸をお許しください

両親
出来の悪い娘でごめんなさい 貴方たちの前で弱い自分を見せることができなかった本当に弱い私を許してください
かつて二家族で観に行った「君たちはどう生きるか」はかけがえない思い出です
産んでくれてありがとう 育ててくれてありがとう
ここには書けない言葉は全て机の手紙に綴ったので詳細はそちらもご参照ください

CさんとSさん
時折気にかけてくださってたのは伝わってました それに応えることも差し伸べてくれた手を掴むこともできず情けない思いです
いつぞやのアホな話や 色んな話をしてくれて あの時は本当に心から楽しかったです
お二人とも どうか私たちが死んだことを悲しく思わず これからも元気で居てください
あの4人のサーバは残しておいてくださると嬉しいです

M鯖の皆さんへ
大変なお叱りを受けることを承知でご挨拶を書いています 最初から最期まで本当に愚かな中学生で申し訳ない限りです
最初に受け入れてくださった皆さんをこんな形で裏切ることになり 申し訳ない気持ちです
でもこうするしかなかったのです いずれはこうなる運命だったのです それだけを受け入れていただければ 私から申し上げることは何もありません
最期になりましたが 本当にありがとうございました

S事務所鯖の皆さんへ
この鯖はいつもいてて楽しかったです 嫌なことの気晴らしを茶化してくれたり 私たちの過失や瑕疵を適度に笑いに昇華してくれたりなど
お礼は尽きじです だからこそこんな結末になってしまったことを本当に申し訳なく思うのですが どうか皆さんご自分を責めず 私たちの思い出で「そういえばああいう中学生が居たっけな」と思い出で遊んでくれたら幸いです
悲しみに染めたくはありません できればいつもの笑顔で皆さん暮らしてください
本当にありがとうございました

その他の私信はここでは公開しません 全てはそういうことです
では 皆さん良き夢を 永遠におやすみなさい